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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第20章 沖縄の先輩たちの現状
岳side
蓮・・・・・。
はぁ・・・。
なんか胸が苦しくなってきた。
「兄貴泣いてんのッ????(笑)」
蓮が笑って顔を覗き込んできた。
俺は腕で目を擦って、
「何言ってんだよッ!!!/////////////」
正直・・・。
少し気持ちが楽になった。
蓮・・・・・。
俺は人生やり直すこと出来るのかな・・・・・。
この何年間か、親父の下でやってきたがどうしても上手くできなかった。
毎日苦しくて・・・自分がいつか・・・本当に犯罪に手を出すんじゃないかってビクビクしていた。
「旅行が終わったら~・・・雫ちゃんと徹と・・・・沖縄行ける???」
蓮がそう言った。
え????
昨日の話は・・・もしそんなことが可能ならって・・・でも少し半信半疑だった。
顔を上げ蓮の顔を見ると、
蓮は笑って
「今日・・・先輩に聞いてみようかと思うんだけど(笑)凄くいい人だし・・・その人たちの仲間が沢山いるみたいだから何かあっても俺は安心・・・・(笑)」
・・・・・・・。
雫に言われた。
今は・・・。
プライドも何も捨て、蓮にお願いして・・・・働いて恩返しをしたらどうか・・・と・・・。
「蓮・・・・俺・・・・・」
そんなこと許されるのかな・・・・。
「俺・・・お前をまた頼っても良いか?????」
凄い・・・ダメな兄貴だなって思った。
でも今は・・・そんなプライド邪魔なだけ。
蓮はニッコリ笑って、
「言ったろッ???(笑)俺も兄貴たちがそうしてくれた方が安心だッ!!!!」