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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第21章 兄貴のこれから
凪side
部屋は海が見える寝室を私と蓮が使い、リビングを挟んで反対側の寝室をお兄さん達が使うことになった。
「このジュース美味しいッ」
私と雫ちゃんはホテル内のラウンジでお茶中。
時間は18時、涼さん達と蓮と蓮のお兄さん&徹君の面接時間(笑)
私達はラウンジにあるフルーツジュースとお土産屋さんで買ったレモンケーキを食べ景色を眺めていた。
「岳ちゃん大丈夫かな・・・・・」
ボソッと心配そうな顔で言う雫ちゃん。
涼さんの沖縄のお友達は知らないけど・・・・淳さんや一樹さん、そして賢吾さんとか湊さんも居るし、さっきすっごい強烈なオネェっぽいお兄さん?お姉さん??
居たけど、凄くいい人そうだったし(笑)
「きっと大丈夫だよ(笑)さっきね、私すっこーしビデオ通話覗いたんだけど・・・オネェキャラの面白そうな良い人っぽいお兄さんいたよ??なんか寮母さんだって自分のこと言ってたっけかな?」
確かそんなことを言っていたような・・・・。
雫ちゃんは身を乗り出してきて、私の目をじっと見つめ・・・・
「寮があるの????」
(笑)
私もそれは初耳(笑)
「私も沖縄行ってみたいな~!寮って言ってもそんなに畏まってないんじゃない??(笑)なんかすごく楽しそうな雰囲気だったよ!」
私がそう言うと雫ちゃんは、
「私大丈夫かなぁ・・・今までね、東京以外で暮らしたことなくって・・・」
あっ・・そうなんだ!!!