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おせっせのお作法
第1章 私の方が強い
 騎乗位だと自分の気持ちのいいポイントを自分でせめてすぐにイってしまう。だから、正常位で彼に気持ちよくしてもらいたいといつも思うだが。
 彼に下から突かれながら私はいった。
「んぅ……ねぇ……上で、して……?」
「このままじゃいや?」
 下から突くのを緩めず、胸に手を伸ばして乳首を摘まんで彼はそういう。
「嫌じゃないけど……んっ……して欲しい」
 腰の動きを止めて彼は起き上がった。後ろに倒れそうになる私を抱きしめて胡坐をかくと、私が勢いよく倒れてしまわないように抱きかかえながら、抜けないように気をつけて体位を変えてくれた。
 私の頭の横に手をついた彼は、ゆっくりと腰を動かしだした。
 彼にされているというだけで気持ちは高まり、繋がる部分が擦り合う快感が身体中を駆け巡って、すぐにでも絶頂にのぼりつめてしまいそうだった。
「あっ、これ、もうイキそうっ」
 焦った声でそういった彼に、同じように気持ちよくなってくれているのかと更に気持ちが高ぶった。そして、腰を引こうとする彼の腰に足を絡ませる。
「私も、イキそうっ。だから、そのままして……」
 恥ずかしがる余裕もなく、腰を必死に動かしていた。
「あっ、あぁっ……イっちゃう……イクイクッ」
 ほとんど叫び声だった。
「あぁっ、出るっ……」
 最奥を突かれ、膣内でドクドクと脈打つモノをぎゅっと締め付けて私も達していた。
 身体が強張り、彼にしがみついて大きな波が引くのを待ち、力を徐々に抜いていった。
 彼は吐き出し終えると私の胸に埋もれた。

 いつもよりもしたいことがいえた。
 後処理をし終えて出した後の倦怠感と睡魔に抗っている彼に腕枕をしてもらいながら、そう振り返っていた。
 ピロートークなんて普段はほとんどしない。それでも今日はなんでもいえるような、引いたりせずに聞いてもらえるような気がして話しかけた。
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