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いんらん荘の蘭子さん
第3章 セックスダイエット
腹筋運動が終わりました。

「痩せたい部分をマッサージして、脂肪の燃焼を促すのも、ダイエットにとっては大事っす。 自分でお腹をマッサージしてください」
五十嵐くんが指示します。

「五十嵐くんがマッサージしてよ」
私は五十嵐くんに言います。

「えッ?!」

「五十嵐くんはマッサージのやり方も大学で習ってるんでしょ?」

「はい…習いましたが…」

「だったら、お願い。 自分でマッサージするより、五十嵐くんにマッサージされるほうが効果的だわ」

「で…でも…」

「何か変なこと考えてる?」
私は意地悪そうな口調で尋ねます。

「か…考えてないっす!」
五十嵐くんは焦ったような口調です。

「じゃあ、お願いね」
私は芝生の上に仰向けに横たわります。
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