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欲求不満
第5章 愛情と嫉妬と好奇心
あの日から私は家庭では夫、職場では小菅さんと宮下さんに可愛がってもらっていた。

小菅『今日は用事あるから先に上がるな』
私『うん、分かった』
宮下『えー帰っちゃうんすか?』
小菅『俺抜きでもいいぞ』
宮下『えっ?まじっすか』
私『そうなの?』
小菅『満足するか分からないけどな』
宮下『俺頑張りますよ』
私『無理しなくていいよ』

小菅さんはバタバタと片付けると帰ってしまった。

宮下『彩香さん、俺の家でいいですか?』
私『うん、いいよ』
宮下『じゃ行きましょう』

宮下さんの家までは車で数分のアパートでした。

宮下『狭いけどあがってください』
私『ありがとう』
宮下『軽く飲みますか?』
私『うん、貰おうかな』

お酒の弱い私は甘いサワーで十分酔ってしまった。

宮下『大丈夫ですか?』
私『うん、平気よ』
宮下『彩香さん、いいですか?』
私『いいよ』

ピンポーン

宮下『えっ誰だ?ちょっと待って…』
私『うん』

宮下さんが玄関を開けると男友達が二人なだれ込んで来た。

宮下『おいおい、今ダメだって…』
加藤『なんだよ、いいだろ』
林『誰か居るのか?』
宮下『おい、マジかよ』
私『あっ……』
加藤、林『おっ?』
宮下『だからダメだって』
加藤『あっ悪い、帰るわ』

加藤さんと林さんが帰ろうとしましたが私が引き止めて一緒に飲む事になりました。

林『彩香さん、既婚者なんですか』
加藤『見えませんね』
宮下『キレイだろう』
私『そんなことないよ』
林『めちゃくちゃタイプだわ』
加藤『でも二人きりはだめだろ』
宮下『俺はいいんだよ』
私『宮下くんは平気だもんね』

お酒を飲みながらチヤホヤされて気分が良かった。

宮下『お前ら早く帰れよ』
加藤『なんでだよ』
林『何するんだ』
私『あははは……』
宮下『もうなんだよ』

加藤さんは私の太ももを擦り始めると宮下さんがヤキモチを妬くように怒りだした。

宮下『お前、俺の彩香さんに触るなよ』
加藤『お前のじゃないだろ、ねぇ彩香さん』
私『あはは』
林『いいなぁ俺も触らせて』
宮下『ふざけんなよ』
私『あはは…いいよ』
林『マジ?』
宮下『彩香さんダメっすよ』

加藤さんと林さんは手を伸ばし私の太ももを触り始めた。

宮下『ダメだって』
私『ダメなの?』
加藤『いいって言われたもん』
林『俺も〜』
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