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花の香りに酔う如く
第4章 モッコウバラのキス②〜律

帰宅すると、住職がニコニコしながら、
「どうだった?」と言われて、
黙ってコンドームの箱とメモを見せると、
大笑いした。
「ママは最高の女だからな。
惚れたらダメだぞ?
あれは、みんなのモノだから」と言う。
「筆下ろしのお礼に、
エルメスのバッグをプレゼントすると言ったから、
たっぷり教えてくれたんだろう?
あとは、変なオンナにくれぐれも引っ掛からないようにな」と笑った。
…みんなのモノって?
えっ?
住職も寝てるのか?
そんなことを思ったけど、
それは流石に訊けなかった。
その後も僕は、
特に誰かと付き合うことはなかった。
ママさんとのセックスの印象と気持ち良さが怖くなってしまったのかもしれない。
そのくせ、時折、沙羅ちゃんと会う度に、
少しずつ大きくなっていく沙羅ちゃんとセックスすることを想像していた。
銀座に行こうと住職に誘われても、
ママさんに会うのも怖くてとても行けなかった。
そうして、沙羅ちゃんが寺に寄宿するようになって、
昨日なんかはせっかく沙羅ちゃんと2人きりの夜だったけど、
何も起こらなかったし、出来なかった。
沙羅ちゃんに不届きなことをしようとしたヤツを憎悪するくせに、
沙羅ちゃんに不届きなことをしたいと思っている自分を恥じたりもしてる。
今朝、沙羅ちゃんから可愛らしいキスをされた時に、
ママさんが僕とはキスをしなかった理由がなんとなく判った気がした。
本当に心から好きなヒトと、
キスはしたい。
そういうことなんだろう。
僕は…。
心の底から、
沙羅ちゃんとキスがしたいと思った。
ちょっと僕は穢れてしまったけど。
社会勉強ってことで、
許して貰えるんだろうか?
おまけに、あれこれ妄想してて、
沙羅ちゃんのことを愛する資格があるんだろうか?
そんなことを悶々と考えては、
ちっとも前に進めない気がしてた。
「どうだった?」と言われて、
黙ってコンドームの箱とメモを見せると、
大笑いした。
「ママは最高の女だからな。
惚れたらダメだぞ?
あれは、みんなのモノだから」と言う。
「筆下ろしのお礼に、
エルメスのバッグをプレゼントすると言ったから、
たっぷり教えてくれたんだろう?
あとは、変なオンナにくれぐれも引っ掛からないようにな」と笑った。
…みんなのモノって?
えっ?
住職も寝てるのか?
そんなことを思ったけど、
それは流石に訊けなかった。
その後も僕は、
特に誰かと付き合うことはなかった。
ママさんとのセックスの印象と気持ち良さが怖くなってしまったのかもしれない。
そのくせ、時折、沙羅ちゃんと会う度に、
少しずつ大きくなっていく沙羅ちゃんとセックスすることを想像していた。
銀座に行こうと住職に誘われても、
ママさんに会うのも怖くてとても行けなかった。
そうして、沙羅ちゃんが寺に寄宿するようになって、
昨日なんかはせっかく沙羅ちゃんと2人きりの夜だったけど、
何も起こらなかったし、出来なかった。
沙羅ちゃんに不届きなことをしようとしたヤツを憎悪するくせに、
沙羅ちゃんに不届きなことをしたいと思っている自分を恥じたりもしてる。
今朝、沙羅ちゃんから可愛らしいキスをされた時に、
ママさんが僕とはキスをしなかった理由がなんとなく判った気がした。
本当に心から好きなヒトと、
キスはしたい。
そういうことなんだろう。
僕は…。
心の底から、
沙羅ちゃんとキスがしたいと思った。
ちょっと僕は穢れてしまったけど。
社会勉強ってことで、
許して貰えるんだろうか?
おまけに、あれこれ妄想してて、
沙羅ちゃんのことを愛する資格があるんだろうか?
そんなことを悶々と考えては、
ちっとも前に進めない気がしてた。

