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花の香りに酔う如く
第6章 クチナシの誘惑②〜律

「えっ?」
見ると、シルバーの控えめなボールペンで、
小さく日付を表す数字と、
2人のイニシャルが刻印されていた。
「こっちが私のヤツ」と言って、
もう片方の箱からピンク色のキラキラした可愛らしいボールペンを出した。
「キラキラで可愛い。
スワロのボールペン、
凄く欲しかったんです。
嬉しいな」と言うので、
「これ?」とシルバーのボールペンを見ながら、
沙羅ちゃんの顔を見た。
「えっ?
派手過ぎちゃいました?」
「いや、そんなことないけど…。
これは?」
「私だけ記念にプレゼントされるの、
なんか不公平だからと思って。
こんなの、使わないですか?
筆とかの方が良かったですか?」と言われて、
あまりの可愛さに我慢出来なくて、
ギュッと抱き締めてしまった。
「ありがとう。
まさか、沙羅ちゃんからプレゼントされるなんて、
思いもよらなかったから。
大切にするよ」と言って、
額にキスをした。
そこに、風呂から出てきた住職が戻ってくる音がしたから、
慌てて離れて、
2人、クスリと笑ってしまった。
「お部屋に置いて来ますね?
お兄様のも置いてきましょうか?」と、
紙袋にボールペンを戻して、
薔薇のコップを2つ持つと、
階段を登って行った。
「なんだ?
ニヤニヤしてないか?」と住職に言われて、
慌てて顔を引き締めてみた。
同級生の奴らが、
彼女やガールフレンドがあれこれ、
貴金属とかバッグを強請るって話を散々聞かされていたから、
ボールペンであんなに喜ぶ沙羅ちゃんが、
とても可愛く思えた。
おまけに、全くのお揃いっていう訳ではないのかもしれないけど、
同じスワロっていうヤツのボールペンを、
僕のまで選んでくれてたことも嬉しくて、
薔薇一輪であんなに喜んでくれるなら、
花屋の薔薇を買い占めてプレゼントしても良いくらいだと思った。
でも、あの可愛さは、
本当にヤバい。
住職、居なかったら、
マジで押し倒してたな。
そうでなくても、
一緒に住んでるから、
ちょっと距離を置かないと、
沙羅ちゃんをどうにかしてしまうと、
真剣に考えてしまった。
そして、いつか沙羅ちゃんに、
素敵な結婚指輪を渡したいと心の底から願った。
見ると、シルバーの控えめなボールペンで、
小さく日付を表す数字と、
2人のイニシャルが刻印されていた。
「こっちが私のヤツ」と言って、
もう片方の箱からピンク色のキラキラした可愛らしいボールペンを出した。
「キラキラで可愛い。
スワロのボールペン、
凄く欲しかったんです。
嬉しいな」と言うので、
「これ?」とシルバーのボールペンを見ながら、
沙羅ちゃんの顔を見た。
「えっ?
派手過ぎちゃいました?」
「いや、そんなことないけど…。
これは?」
「私だけ記念にプレゼントされるの、
なんか不公平だからと思って。
こんなの、使わないですか?
筆とかの方が良かったですか?」と言われて、
あまりの可愛さに我慢出来なくて、
ギュッと抱き締めてしまった。
「ありがとう。
まさか、沙羅ちゃんからプレゼントされるなんて、
思いもよらなかったから。
大切にするよ」と言って、
額にキスをした。
そこに、風呂から出てきた住職が戻ってくる音がしたから、
慌てて離れて、
2人、クスリと笑ってしまった。
「お部屋に置いて来ますね?
お兄様のも置いてきましょうか?」と、
紙袋にボールペンを戻して、
薔薇のコップを2つ持つと、
階段を登って行った。
「なんだ?
ニヤニヤしてないか?」と住職に言われて、
慌てて顔を引き締めてみた。
同級生の奴らが、
彼女やガールフレンドがあれこれ、
貴金属とかバッグを強請るって話を散々聞かされていたから、
ボールペンであんなに喜ぶ沙羅ちゃんが、
とても可愛く思えた。
おまけに、全くのお揃いっていう訳ではないのかもしれないけど、
同じスワロっていうヤツのボールペンを、
僕のまで選んでくれてたことも嬉しくて、
薔薇一輪であんなに喜んでくれるなら、
花屋の薔薇を買い占めてプレゼントしても良いくらいだと思った。
でも、あの可愛さは、
本当にヤバい。
住職、居なかったら、
マジで押し倒してたな。
そうでなくても、
一緒に住んでるから、
ちょっと距離を置かないと、
沙羅ちゃんをどうにかしてしまうと、
真剣に考えてしまった。
そして、いつか沙羅ちゃんに、
素敵な結婚指輪を渡したいと心の底から願った。

