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花の香りに酔う如く
第9章 イランイランの誘惑①〜沙羅
お部屋を出る前に、ママさんは私をそっと抱き締めて、
頬にキスをした。


律さんと違って、
とても柔らかい唇の感触がした。



「水野先生や律さんが大切にしたいと想うのが良く判るわ?
沙羅ちゃん、本当に可愛いもの。
無理して大人にならなくても良いじゃない?
どうせ、大人になっちゃうんだから」と言って、
髪を撫でてくれる。



「もうすぐ、大学3年生って言ってたかしら?
あと2年?
そんなのすぐよ?
それまで、身体をピカピカに磨いて、
さっきのアロマの香りの中で、
トロトロになるくらい、律さんに愛して貰うと良いわ?」と囁くと、

「はい。
これ、プライベートの名刺よ?
エステとか、行きたくなったら、
いつでも電話して?
連れて行ってあげる。
お寺じゃあ、オトコばかりで、
そういうトコ、知らないでしょう?」と笑った。



帰宅して、
そっとアロマオイルの蓋を開けてみると、
濃厚な香りでクラクラしそうになって、
慌てて蓋のキャップを閉じた。


初めてキスした時の、
クチナシの香りにも少し似ている気がした。


残り香も強くて、
急にママさんが見せてくれた、
男性器を模ったモノを思い出して、
紅くなってしまう。


あんなに大きいモノが、
私のナカに入るの?


アレを舐めたりするの?


えっと、
アレって、
オシッコ出るトコと同じ場所よね?


私のも…。
オシッコ出るトコの近くに、
入り口があるのよね?

確か、保健の授業で習ったけど、
物凄くオブラートに包まれた説明で、
夫婦生活の中での営みですって言われたけど、
同級生の中には他校のボーイフレンドとキスしたり、
それ以上のことをしてるって言ってるコも居た。

仲良しのグループのコではなかったから、
あまり詳しくは聞かなかったけど、
ちゃんと聞いておけば良かったのかな?




そんなことを考えながら、
アロマオイルの小瓶を、そっと引き出しの中に仕舞った。



イランイランの残り香のせいで、
物凄く濃厚にキスをされて、
服を脱がされるような夢を見たけど、
ドキドキし過ぎて飛び起きた時には、
その内容はすっかり飛んでしまっていた。

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