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ただ一緒に居たいだけ
第10章 キスの温度
薬が切れたのか、痛みと大量に出血する感覚で目が覚めてしまう。

まだ外は暗いけど、
いつも起きる時間に近いようだった。


ノロノロと起きると、後ろ漏れしてて、
シーツが少し汚れてしまっていて泣きそうになる。

気合いで起きて上に掛けてる羽根布団とブランケットを椅子に置いてシーツを剥がす。

…良かった。
ベッドパットは大丈夫だった。


シーツを抱えて洗面所に行って、
部分洗いをしてから洗濯機に放り込む。

洗濯機の中に、
健吾さんのTシャツとトランクスが入っているのを見て、
そうだ。
昨日から泊まってたんだったということを思い出した。


パジャマの下も脱いで洗って洗濯機に入れる。

ショーツを脱いで、
ナプキンは黒いビニールに入れて口を結んでからゴミ箱に入れる。

ショーツも丁寧に洗ってから、
パジャマの上も脱いでシャワーを浴びて、
下着を着替えて部屋着になってから洗濯機を回してキッチンに行く。


あまり音を立てないように、
バルミューダのケトルで手早くお湯を沸かしてマグカップに入れる。

熱すぎてすぐに飲めない温度だから、
氷を入れようと冷凍庫を開けていると、
健吾さんがキッチンを覗き込んで、

「おはようございます」と言った。


「大丈夫ですか?
昨日よりは少しマシになったのかな?」

「あっ。
ごめんなさい。
起こしちゃいましたか?」

「いや。
いつも起きる時間だし」

「でも、日曜日ですよ?」

「そうですね」と笑う。


「ピークは越えた感じだけど、
痛くて目が覚めちゃいました。
お薬飲もうかなって…」

「薬飲んだら、
また横になると良いですよ」

「あっ…。
シーツ交換しないといけなくて」

「手伝いましょうか?」と言ってくれるので、
白湯で薬を飲んでから、
洗面所のリネンをストックしている引き出しから洗い立てのシーツを持って一緒に寝室に行った。
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