この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ一緒に居たいだけ
第11章 深まる関係
「んっ?
健吾さん、どうしたの?
大丈夫?」と言うと、
私を抱き締めて身体を震わして泣いてしまう。


やだ。
私、何かしちゃった?
どうしよう?

と思いながら、
健吾さんのことを抱き締めて、
背中を撫でた。


「美波さん、ごめん。
なんか、亡くなった妻のことを思い出してしまって。
失礼だよね」

「えっ?」

「嫌がる妻を無理矢理説得して、
胸の全摘手術させたけど、
結局、ダメだった。
だったら、妻の言う通り、
摘出しないでおいてあげれば良かったって。
私は怖くて、
手術の痕、最後まで見れなかったんだ。
美波さんみたいに、真っ白でフワフワのおっぱいだったのに、
抗がん剤治療でどんどん痩せて、黒っぽくなっていってて…」


私は何も言えなくて、
ただ背中を撫でながら一緒に泣いていた。


「奥様も、手術した後の胸は、
見られたくなかったと思いますよ?
一番、綺麗だった時のを、
ずっと覚えて貰いたいと思うもの」と、
髪も撫でながら言うと、
健吾さんは私にキスをして、

「そうだったのかな?」と言った。


「このまま、眠りましょうね?
胸、見えちゃうと思い出すなら、
バスローブかナイトシャツみたいなのを着ますか?」


「いや。
このまま裸で寝たいな。
あ、パンツは履いておくよ?
襲うといけないからね?」


「でも、さっきのキスで、
濡れちゃいましたけど」と言うと、
目を丸くしてから、笑った。


「そんなこと言うと、
襲われるよ?」


「あら?
健吾さんは、紳士なんでしょう?」


「濡れちゃったとか言われて、
何もしない男は居ないよ?」と言って、
ショーツの中に手を入れて弄った。


「ホントだ。
濡れてる」と言われると、
耳まで紅くなってしまう。

/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ