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ただ一緒に居たいだけ
第3章 初めてのオフ会

時間制のカフェを後にした。
横浜からの参加者のルカさんは、
「明日、早いから…。
またね!」と言って帰ってしまったけど、
他のメンバーは飲み足りないし遊び足りないと言って、
カラオケに行って、
大はしゃぎしてからお開きになった。
関西組はホテルに帰るというので、
のんびり歩いてみんなで送って行った。
渉さんは、
「メイちゃん、送って行くから」とウィンクをして、
指を絡ませるように手を繋いで駅に向かってしまって、
私は茫然として後ろ姿を見ていた。
「アンジェラさん?
送りますよ。
どっち方面です?」と、
柔らかい声でジュリさんが言ってくれて、
「ここからなら、タクシーで帰れるから」と言うと、
「送っちゃ、ダメです?」と覗き込むように言われて、
曖昧な顔で頷くと、
サッと手を上げてタクシーを止めてくれた。
運転手さんに方向を言うと、
「ナビに入れるから、
住所で」と言われてしまって、
住所を丁寧に伝えた。
クーラーの風が心地良くて、
少し居眠りをしてしまったみたいで、
私はジュリさんにもたれかかっていた。
横浜からの参加者のルカさんは、
「明日、早いから…。
またね!」と言って帰ってしまったけど、
他のメンバーは飲み足りないし遊び足りないと言って、
カラオケに行って、
大はしゃぎしてからお開きになった。
関西組はホテルに帰るというので、
のんびり歩いてみんなで送って行った。
渉さんは、
「メイちゃん、送って行くから」とウィンクをして、
指を絡ませるように手を繋いで駅に向かってしまって、
私は茫然として後ろ姿を見ていた。
「アンジェラさん?
送りますよ。
どっち方面です?」と、
柔らかい声でジュリさんが言ってくれて、
「ここからなら、タクシーで帰れるから」と言うと、
「送っちゃ、ダメです?」と覗き込むように言われて、
曖昧な顔で頷くと、
サッと手を上げてタクシーを止めてくれた。
運転手さんに方向を言うと、
「ナビに入れるから、
住所で」と言われてしまって、
住所を丁寧に伝えた。
クーラーの風が心地良くて、
少し居眠りをしてしまったみたいで、
私はジュリさんにもたれかかっていた。

