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ただ一緒に居たいだけ
第1章 プロローグ

「あっ…ん…」
自分の甘い声に驚いて、
思わず手の甲を口に当てる。
耳朶から首筋を味わうように舐めていた彼は、
顔を少し上げる。
「ダメ。
声、我慢しないで?
聴かせて?」
そう言いながら私の手を口から引き離すようにすると、
指を絡めて瞳の中を見つめてキスをする。
これが、普通の恋人だったら良かったのに。
でも、彼は…。
息子の彼女のお兄さん。
何歳、離れているのか、
考えたら怖くて、
年齢のことで、
彼女から詰られたことを考えたら、
やっぱり無理…と思ってしまう。
自分の甘い声に驚いて、
思わず手の甲を口に当てる。
耳朶から首筋を味わうように舐めていた彼は、
顔を少し上げる。
「ダメ。
声、我慢しないで?
聴かせて?」
そう言いながら私の手を口から引き離すようにすると、
指を絡めて瞳の中を見つめてキスをする。
これが、普通の恋人だったら良かったのに。
でも、彼は…。
息子の彼女のお兄さん。
何歳、離れているのか、
考えたら怖くて、
年齢のことで、
彼女から詰られたことを考えたら、
やっぱり無理…と思ってしまう。

