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第19章 もう一度初めから

「慎吾さん…。
もう良いの…」


「それで、俺、
酒とオンナ、絶ってたから。
あ、自分ではしてたけどさ。
久々でちゃんと出来るかな？」


「して？
慎吾さん…挿れて？」

とキスをしながら囁くと、
息を呑んでから、
慎吾さんは私のナカに硬くなったモノをゆっくり沈めた。


「あ…あぁ…あっ！
慎吾さん…」


私のナカが、ゆっくりと慎吾さんで満たされていく。


「美波さん…！
美波さんっ！！
あっ…ナカがうねってる。
愛してる。
心から愛してる」と言って、
キスをしながら、慎吾さんは泣いていた。


「私も愛してます。
慎吾さん、愛してる…」


慎吾さんはゆっくり腰を動かしながら、
私のナカを探るようにする。


私の反応を伺うように顔を見ているので、
恥ずかしくてしがみついてしまうのに、
気持ち良い処を見つけて、
ソコを何度も何度も刺激するので、
私は震えながら声を上げる。


「慎吾さん、ダメ…。
そこ、気持ち良過ぎて…。
気絶しそう…」


「良いよ。
美波さん、イッて？
もっと気持ち良くなって？
ほら、ここでしょ？
あ…ああ…。
俺もイキそう。
我慢出来ないっ…」


「きて？
慎吾さん、ナカに…。
ナカに出して？」


「えっ？」


「大丈夫なの。
あのね。
私、もう、生理、来なくなってるから…」と言って、
慎吾さんの腰に脚を絡めて更に奥へと引き込むようにして、
一番奥に熱い飛沫を掛けて貰う。


慎吾さんは、
肩で息をしながら私の上に重なるように倒れて暫く動けないでいてから、
優しくキスをしてくれた。