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ただ一緒に居たいだけ
第4章 少しだけ接近

慎吾さんとはLINEは交換したけど、
どんなペースで連絡して良いか判らないし、
遠慮もあって、
私から連絡することはなかった。
あちらからも、特には連絡はこない。
ゲームの中では、
相変わらず私がログインするとすぐにチャットしてくれるけど、
キャラ名で呼び合って、
変わらない感じでのんびり過ごしていた。
あの夜、抱き締められたことも、
額にキスをされたことも、
全部、酔っていたせいで、
夢だったように思えた。
そりゃ、そうだ。
お母さんくらいの歳の差なんだから、
付き合ってくださいとか、あり得ない。
その一方で、
渉さん達の交際は順調みたいで、
金曜日の夜になるとお泊まりに行ってしまうようになった。
そんな夜は、
彼らはログインしないから、
余計に淋しい気持ちになることもあった。
どんなペースで連絡して良いか判らないし、
遠慮もあって、
私から連絡することはなかった。
あちらからも、特には連絡はこない。
ゲームの中では、
相変わらず私がログインするとすぐにチャットしてくれるけど、
キャラ名で呼び合って、
変わらない感じでのんびり過ごしていた。
あの夜、抱き締められたことも、
額にキスをされたことも、
全部、酔っていたせいで、
夢だったように思えた。
そりゃ、そうだ。
お母さんくらいの歳の差なんだから、
付き合ってくださいとか、あり得ない。
その一方で、
渉さん達の交際は順調みたいで、
金曜日の夜になるとお泊まりに行ってしまうようになった。
そんな夜は、
彼らはログインしないから、
余計に淋しい気持ちになることもあった。

