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ただ一緒に居たいだけ
第4章 少しだけ接近
温泉で疲れてしまって、夕食を取っていなかったのを思い出して、
慎吾さん、お腹、空いてなかったかしらと心配になりながら、
家に入る。

まだ渉さんは帰宅してなくて、
家の中はとても静かだった。


着ていたものや水着やタオルを洗いがてら、
シャワーを浴びて、髪も洗った。


水着は自室に干すことにした。


フルーツだけカットして、
夕食代わりにして食べてから、
ゲームの電源を入れてログインしてみた。


マスターさんとサブマスターさんしかログインしてなかったので、
のんびりお花に水をあげたりしていた。


程なく、慎吾さんがログインした。


「ジュリさん、2日もインしないの、
珍しくね?」と、
サブマスターさんに声を掛けられているのを見ながら、

「こんばんは」とチャットを打った。


「ガブちゃんとメイちゃんも、
今日もインしないのかなぁ?」と、
マスターさんがのんびりチャットするのを読んでいると、
慎吾さんからLINE電話が掛かってきた。


「無事に帰宅出来て良かった。
夕食、忘れてたね?」と言うと、

「帰りにコンビニで弁当買っちゃった」と笑う。


「だったら、一緒に食べれば良かったね?」

「美波さんは何か食べた?」

「ブドウとナシ」

「えっ?」

「フルーツにしたの」

「ガブちゃんは?」

「まだ、帰って来てないの」

「そっか」

「ねえ?
どうして喋りながらチャット打てるの?」

「スピーカーにして、ハンズフリーにしてるから」

「んー。
よくわかんない。
二つのこと、同時になんて出来ない」

「じゃあ、LINEは切って、
チャットする?」

「温泉のせいか、もう眠たくて…」

「じゃあ、寝た方が良いよ。
無理しないで?
疲れちゃった?」

「お風呂って、心地良く疲れるのね?」

「うんうん。
じゃあ、おやすみ」

「はーい。
慎吾さん、おやすみなさい。
楽しい週末をありがとう」



ゲームの方も、
チャットで、
「今日は眠たいのでそろそろ落ちますね?
来週は関西出張で、
水曜からイン出来ません」と言ってログアウトした。
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