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ただ一緒に居たいだけ
第6章 家族でご飯
朝、目が覚めて、
慎吾さんの腕の中に居たことに驚いてしまう。

慌てて起きようとすると、
抱き寄せられてしまってジタバタすると、

「あ…れ…?
あ、美波さん、おはよ」と寝惚けた顔で慎吾さんが笑う。


「コーヒー、淹れてくるから…」と言うと、

「やだ。
もっとこうしていたい」とふざけた顔で抱き締める。


私は紅くなってしまって、
「ダメ。
離して?」と言うと、

「おはようのキスしてくれたら離すよ」と言われて、
頬にキスをした。


「頬っぺたか。
まあ、良いよ」と言って手を緩めてくれる。


のんびりコーヒーを淹れてダイニングテーブルに置くと、
慎吾さんは座ってのんびりコーヒーを飲んだ。


暫くすると渉さんも起きてきたので、
コーヒーを出す。


「お食事なんだけど、
カジュアルで賑やかな処でも良い?
シュラスコにしちゃった」


「良いんじゃない?」と渉さんが言う。


「お店の情報、
慎吾さんと渉さんにLINEするから、
メイちゃんとお父様に転送して?」


「えっ?
慎吾さん?」と言われて、
ハッとしてしまう。


「ゲームで出会ったとか、
言わない方が良いんでしょう?
だから、名前で呼んだ方が良いかなって。
あ、メイちゃんは、
なんて言う名前なの?」


「さつきだよ。
だからメイちゃん」


「まあ!
そうなのね?」


「ニックネームも小さい頃からメイちゃんなんだってさ」


「じゃあ、咄嗟にメイちゃんって呼んでもセーフね?」


「慎吾さんは何でジュリさんなの?」


「7月生まれで、July(ジュライ)から適当に…」


「そうだったのね?」


「トーストとハムエッグくらいなら、
すぐ作れるけど?」


「食いたい。
ジュリ…じゃなくて、
慎吾さんも食べるでしょ?
お母さんのご飯、結構美味しいよ?」と言われて紅くなってしまう。


3人で朝食を取って、

「一回家に帰って、
車も置いてきますね?」と言って慎吾さんは帰って行った。
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