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先生の言いなり
第4章 - Ep.3 ホコウ -
こんな性格なのか…!とまんまと騙されたと先生を睨みつける。
「ははっ。思ってた性格と違ったか?そんな顔してる。でもさぁ、お前の授業中の時の顔自分で見たことあるか?」
ふぅと、煙を天井に向け吐き出したあと先生が私に近づいて耳元で言葉を囁き、その指をおしりからスっと背骨に沿ってなぞるように撫でる。
その言葉を聞いて顔に熱が集まり、先生を押し離す。
「…図星って顔だな。明日からの補講、楽しみにしてる」
その言葉を背中に先生の準備室を出るも、思わず廊下に立ち止まり、振り返る。
耳元の熱い息とタバコのにおい。
自然と自身の片手が囁かれた耳元へと触れる。
-えっちなことされたい、逝かされたいって顔してる-
何度も先生のその言葉が頭の中でリピートされる。
きゅっと制服の胸元を抑え、首を振って深呼吸をした後、踵を返し東校舎を後にして部活へと向かった。
・
更衣室で制服を脱いで体操服に着替えれば、その上から水泳部のジャージを羽織る。
ロッカーからバインダーを取りだし、それを持ってプールへと向かう。
夏の大会が近いためか、部員たちのタイム測定が行われていた。
一人ずつ50mを泳ぎそのタイムを記録していく。
水泳部の魅力、男子部員の腹筋、胸筋見放題。
今日も充分堪能させてもらうとして。
「あっ、文! やっときた 今から3年生記録してくから文も手伝って」
「はーい」
美冬が気づき私に声をかける。
短く返事をすれば、部員のタイムを記録用紙に記入していく。
いつものように記録用紙に名前と、タイムを記入するも頭の中はさっき先生と交した内容ばかり。
-えっちなことがしたい 。そうです。-
-逝かされたい。そうです。‐
ぼーっとしてれば、するりとボールペンが指から抜け ボチャンと音を立ててプールの中へと落ちていく。
「あっ…」
_____ゆっくりと、水底へ落ちていくボールペン
じっとそれを見つめながら、ジャージの太腿あたりをぎゅっと握りしめた。
「ははっ。思ってた性格と違ったか?そんな顔してる。でもさぁ、お前の授業中の時の顔自分で見たことあるか?」
ふぅと、煙を天井に向け吐き出したあと先生が私に近づいて耳元で言葉を囁き、その指をおしりからスっと背骨に沿ってなぞるように撫でる。
その言葉を聞いて顔に熱が集まり、先生を押し離す。
「…図星って顔だな。明日からの補講、楽しみにしてる」
その言葉を背中に先生の準備室を出るも、思わず廊下に立ち止まり、振り返る。
耳元の熱い息とタバコのにおい。
自然と自身の片手が囁かれた耳元へと触れる。
-えっちなことされたい、逝かされたいって顔してる-
何度も先生のその言葉が頭の中でリピートされる。
きゅっと制服の胸元を抑え、首を振って深呼吸をした後、踵を返し東校舎を後にして部活へと向かった。
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更衣室で制服を脱いで体操服に着替えれば、その上から水泳部のジャージを羽織る。
ロッカーからバインダーを取りだし、それを持ってプールへと向かう。
夏の大会が近いためか、部員たちのタイム測定が行われていた。
一人ずつ50mを泳ぎそのタイムを記録していく。
水泳部の魅力、男子部員の腹筋、胸筋見放題。
今日も充分堪能させてもらうとして。
「あっ、文! やっときた 今から3年生記録してくから文も手伝って」
「はーい」
美冬が気づき私に声をかける。
短く返事をすれば、部員のタイムを記録用紙に記入していく。
いつものように記録用紙に名前と、タイムを記入するも頭の中はさっき先生と交した内容ばかり。
-えっちなことがしたい 。そうです。-
-逝かされたい。そうです。‐
ぼーっとしてれば、するりとボールペンが指から抜け ボチャンと音を立ててプールの中へと落ちていく。
「あっ…」
_____ゆっくりと、水底へ落ちていくボールペン
じっとそれを見つめながら、ジャージの太腿あたりをぎゅっと握りしめた。