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すぐ読める官能小説集
第3章 今夜は甘々で

さっきまでの空気が変わった。
あんなに、じゃれ合ってたはずの私たちは、どこか男と女っていう雰囲気になってた。
ご主人様としもべ。
ごっこ遊びのようなことをしてないと、彼氏、彼女になっちゃう。
私はその彼氏、彼女の関係が苦手だった。
だから、その苦手を覆い隠すためにこんな設定が必要だった。
「先輩。先輩ってキレイな顔してますよね」
またしもべは、設定を忘れた発言をしてる。
しもべの顔が明らかに、男の顔になってる。
『そういう目で私のこと見ないで』
あくまでも、私がご主人様で後輩がしもべって設置なんだから……。
「しもべ。ご主人様に向かってそんな口の聞き方していいわけ?」
空気を元に戻そうと、ご主人様としての発言をする。
「先輩。もうそんなめんどくせえ設定使わなくていいでしょ? 素直になってオレに甘えれば……」
こんなことを言われたら、もうしもべの顔は見れない。
私は視線をそらした。
「先輩。オレの顔見てください」
『そんなこと言われても……』
「わかりました。じゃあ……」
そう言った次の瞬間、私の唇はしもべの唇と重なり合ってた。
あんなに、じゃれ合ってたはずの私たちは、どこか男と女っていう雰囲気になってた。
ご主人様としもべ。
ごっこ遊びのようなことをしてないと、彼氏、彼女になっちゃう。
私はその彼氏、彼女の関係が苦手だった。
だから、その苦手を覆い隠すためにこんな設定が必要だった。
「先輩。先輩ってキレイな顔してますよね」
またしもべは、設定を忘れた発言をしてる。
しもべの顔が明らかに、男の顔になってる。
『そういう目で私のこと見ないで』
あくまでも、私がご主人様で後輩がしもべって設置なんだから……。
「しもべ。ご主人様に向かってそんな口の聞き方していいわけ?」
空気を元に戻そうと、ご主人様としての発言をする。
「先輩。もうそんなめんどくせえ設定使わなくていいでしょ? 素直になってオレに甘えれば……」
こんなことを言われたら、もうしもべの顔は見れない。
私は視線をそらした。
「先輩。オレの顔見てください」
『そんなこと言われても……』
「わかりました。じゃあ……」
そう言った次の瞬間、私の唇はしもべの唇と重なり合ってた。

