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すぐ読める官能小説集
第3章 今夜は甘々で
私のドキドキは、最高潮に達している。
心臓の鼓動がいつもより大きく聞こえる。

「先輩。次、どうして欲しいのか、言ってください」
もちろん、して欲しいことは決まってる。

「パンツ脱がせて」
恥ずかしくて、言った後、顔を隠す。
「顔隠さないでください。せっかく、かわいい顔してるんだから」
いつもなら、叱るようなセリフも、もうすっかり受け入れてる私。

「は……早く脱がせて……」
「わかりました。じゃあ……」

後輩の手が、パンツに手をかけた。
私はその瞬間、なぜか脚を揃えた。
足元にパンツが落ちた。

「先輩。これで遮るものはなくなりました」
後輩がニコリと笑う。

『そう言えば、お風呂入ってなかった』
かなり重大なことだった。

ストゼロなんかキメたから、完全に忘れてた。
『もう今さら、お風呂入りたいなんて言えない』

『でもちゃんと洗ってないアソコ舐めさせるなんて……』
そんなことを考えてるうちに、後輩はもう次の行動に移っていた。

後輩の鼻腔が私のお股に……。
「先輩。好きな匂いです」
『好きな匂い……』
洗ってないアソコのことを見透かされてるみたいで、死ぬほど恥ずかしかった。
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