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4畳半でスワッピング
第13章 さそり座の女

姉夫婦が玄関の扉を閉めて帰って行くと、桃代が僕を睨んで問い詰めるのです。

「おい、金太郎、ずいぶん長く楽しんでたようだけど、お姉ちゃんと何回ヤッたのよ? 何回射精したのよ?」

「うーん、3回……かな。ヤッたっていうより、搾り取られた……」

「まあ、3回も出したの。ふーん、そんなにお姉ちゃんのオマンコが気に入ったの?」

「違うよ。無理やりヤラされたんだから……」

「そうかなあ? 金太郎、またお姉ちゃんとヤリたいって思ってるんじゃないでしょうね?」

「思ってないよ」

「ふーん、まあ、お姉ちゃんなら……」

「えっ、お姉さんならいいの?」

「バカ、いいわけないでしょうよ。あんた、マジでお姉ちゃんとヤル気なの?」

「ヤラないよ、絶対。桃代の方こそ、ずいぶん激しく悶えていたけど、冬彦さんとは初めてのセックスだったのか?」

桃代が僕のことを責めるので、揶揄を込めて反撃してやったのです。
桃代だって、あんなに激しく悶えていたのだから。


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