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4畳半でスワッピング
第22章 レナちゃん

すぐに視線を隼人くんに戻した桃代は、フゥーッと、溜め息をついています。
「そっか、隼人くんは、お母さんが出かけた隙にレナちゃんと……ヤッたのか。絶対に秘密だって約束したのに……」
「だって、レナは妹だから、僕とレナの秘密だから……」
桃代の表情は複雑です。誰にもしゃべらないという約束を、レナちゃんにしゃべるどころか実行したのですから。
隼人くんの話を聞いているうちに、僕は確信したのです。桃代は隼人くんとセックスをしたに違いないと。
思えば隼人くんを預かった3日目の朝食時に、桃代がセクシーな下着姿だったことのつじつまが合います。
ホワイトシルクのミニスリップに、ブルーベリーピンクのパンティがくっきり透けて見えていた。
隼人くんのコップに牛乳を注ぎ足す時に、スリップの肩紐をポロリと落として見せたけど、乳首がチラリと見えた瞬間を、隼人くんは見逃さなかった。
桃代は隼人くんとの放課後のセックスを期待して、朝から隼人くんを悩殺していたのですよ。
でも今は、それを咎める気にはなりません。そんなことよりも、事の成り行きが気になりますから。

