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4畳半でスワッピング
第3章 きっかけ

春菜さんは、桃代の感情の乱れに気づいていたかもしれない。だから、こんなビデオもあるよと言われて、見せられた次のビデオに衝撃を覚えた。
ショックを受けたのはビデオのそのシーンを観て、自分の本能が微妙に燃えて疼いたことだ。
ビデオの画面に現れたのは、入浴中の若い女性だった。
アップになった女性の顔は、春菜さんのようにツヤツヤ頬の可愛さだった。
そこにもう一人の女性が浴室に現れて、一緒に浴槽に身体を沈める。どうやら会社の先輩らしい。
若い女性は溌剌として、先輩に甘える素振りで肩にお湯をかけてあげる。
先輩の肌ってきれいですねと言いながら、そっと唇を寄せて肩を舐める。
ちょっとこわばる先輩の表情が、一瞬アップに映される。
先輩のオッパイって大きいんですねと言って、背後からオッパイをギュッと握り締める。
冗談とはいえ驚いた先輩が振り向いた刹那、若い女性が口づけをする。
拒もうとしてあらがう先輩を湯船に押し付けて、ブチュブチュ、ブチュブチュとキッスを続ける。
やがて先輩は観念して、互いの舌を吸い合ってレズの攻防が始まる。
桃代の息遣いが荒くなった。額に汗がにじみ出る。

