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4畳半でスワッピング
第3章 きっかけ

ふと気が付くと、春菜さんの頬が……桃代の頬にくっつきそう。
このままビデオを観ていると、春菜さんにキッスされそうな……、
ビデオの女性は、先輩のオッパイを揉みながらキッスをしている。舌をからめてグチュグチュと、女同士でディープキッスを続けている。
ああ、春菜さんの手が、桃代のブラウスの上からオッパイを……、
いやいや、それは桃代の、勘違い……かな?
こんなビデオを観ていたら、もしも春菜さんにオッパイを揉まれても、抱きしめられてキッスをされても、抵抗もなく受け入れてしまいそうな気がして、そんなことを考える自分に怖れを感じた。
「桃ちゃん、どお? 少しは男性の気持ちが理解できたかなあ?」
「う、うん。最後のレズはちょっと……」
春菜さんは桃代の動揺を察していたと思いますが、その動揺が、初めてのアダルトビデオ鑑賞のせいなのか、レズを見せつけられたせいなのかは、気づけなかったと思います。

