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4畳半でスワッピング
第5章 それから半月後

その翌日です……、
出勤前の朝食時に、桃代が相談を持ちかけてきたのです。
相談というよりも、決定事項の通告とでも言いましょうか……、
「ねえ、金太郎、相談があるんだけど……」
「なに?」
「今週の日曜日、休日出勤は無いって言ったよね?」
「うん、緊急の仕事は終わったから」
「他に予定は無いよね?」
「無いけど……」
「日曜日の朝から、スワッピングするから……いいよね?」
僕はいきなりスワッピングとか言われても、何のことだか分からずに問い返しました。
「えっ? スワッピングって、何?」
「だから、スワッピングだよ」
「えっ? な、何のスワッピング? えっ? まさか、あの……まさかだけど、夫婦交換とかじゃないよね?」
「そうだよ、夫婦交換だよ」
「えっ、えーー!? だ、誰と……?」

