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4畳半でスワッピング
第6章 約束の日曜日

僕と春菜さんの喘ぎ声を掻き消すように、隣の6畳の間から勇樹くんと桃代の絶叫の悶え声です。

「桃、桃代――――、ううう、ぐぐぐ、桃――――」

「ああ、勇樹くん、ああん、ああん、あううーーーーーー」

「桃ちゃーーーん、もう、イキそうだぞーーーーー」

「ダメダメーーー、私も一緒にイカせてーーーん、ああーーん、もっとーーー」

「こ、これでどうだーーーーう、ぐぐぐ、おおーー」

「ゆ、勇樹さーーーーん、ああん、ああーーーーん、あふーーーーん」


桃代と勇樹くんは合体したまま布団の上を転げ回り、シーツはぐちゃぐちゃに乱れての肉弾戦です。

「桃ちゃん、最強のミサイル攻撃だぞ、覚悟しろよ――――、おおおーーー、うぐぐーーーー」

「あは、あは、あはーーー、ああーーん、勇樹くん、いいわーーー、イカせて、イカせてーーー、ああーーーーん」

「イカせてやるぞーーー、桃、桃―――――、うぐぐぐーーー」

「イクイクーーイクーーーー、死ぬ、死ぬーーーー、ああ、ああーーーーーん」

息も切れ切れの交合に、喜悦のよがり声は天井を突き抜けて壁を揺るがす。
もしもアパートの住人が在宅ならば、壁に耳をあてて聞き耳を立てるどころか、子供の耳をふさいでいることでしょう。


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