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4畳半でスワッピング
第9章 その経緯は

春菜さんは、じっと桃代の瞳を見据えます。
桃代もじっと見返します。

「キッスしちゃうよ」

「いいよ」

桃代は口をすぼめて顎を突き出します。

「キッスだけじゃつまんないから、このチーズケーキ、口移しにしてあげるね」

春菜さんはチーズケーキの欠片を口に含むと、桃代の唇にそっと合わせて、舌先でケーキを押し込みます。

「ううん、グチュグチュ、ううう、グチュグチュ」

二人は唇を合わせたまま、グチュグチュ、グチュグチュと、ブチュブチュ、ブチュブチュと、ケーキも舌もからめてのディープキッスです。

「あぶぶ、うぐうぐ、ブチュブチュ、ブチュブチュ、あうう、うぶぶ」

「桃ちゃん、気持ち悪くないの?」

「ううん、春菜さんだから……」

春菜さんの右手が伸びて、桃代のブラウスの上から、そっとオッパイを……、

「ああ、ブチュブチュ、ああ、うぶぶ、ブチュブチュ、ブチュブチュ」


桃代のオッパイがギュッと握り締められた、その時です……、

桃代のスマホの着信音がピロピロピロリと鳴ったのです。


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