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第10章 姉夫婦の訪問

(^_-)-☆　姉夫婦の訪問　♪♪


二人は慌てて起き上がり、衣服の乱れを直しながら立ち上がりました。

桃代は指先で前髪を整えながら、玄関のロックを解除して扉を開きます。

お姉さんの桜子さんが満面の笑顔です。
その後ろに旦那の冬彦（ふゆひこ）さんが遠慮がちに佇んでいます。

二人を4畳半に招き入れて、コタツテーブルを囲んで4人で座ります、
桃代は春菜さんが隣人であることを紹介すると、キッチンに立ってアイスコーヒーを淹れます。


桜子さんはまつ毛の濃い二重瞼で、濁りのない白目がクールなのです。
どちらかといえばスリムな体型なのに、一見して太っちょに見えるのは、豊潤なオッパイとプリプリの太もものせいでしょう。

夫の冬彦さんは30歳で、いかにも実直そうな公務員です。
温和な性格と雰囲気のせいでしょうか、女房の尻に敷かれているという印象なのです。


女が3人揃ってかしましく、お互いの夫婦の話で盛り上がっていました。

ところが、春菜さんが軽い気持ちで姉夫婦に問いかけた一言で、その場の空気が一瞬にして凍り付いてしまったのです。