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ひまわりの花束
第16章 土曜の午後
「気持ち良いんでしょ?」

「はぁ」何か答えなくてはと思うけれど、ため息が出てしまう。

「素直じゃないんだから」
そう言ったそうさんはますます激しくキスをして、激しいキスとは反対に手が優しく私の身体の上を滑っていく。

息が上がり、このままじゃ止まらない。そう思い
「だめ」やっと一言声に出すと

「だめ?ここじゃだめ?そうだよね、狭いからベッドに行こうか」

「そうじゃなくて」

ははは、楽しそうに笑うそうさんに抱き上げられるようにして、ベッドに乗せられる。

「だから、だめです」

「何がだめなの?ベッドだから広いよ」

そう言って私の口をふさぐようにキスをする。

身体を捩るように動かして、快感を感じ始めている。
ねえ、私こんな事して良いの?自分に問いかける。

答えが出る間も無く、服が乱れて肌が更に露わになる。

「もう脱いじゃいなよ」そう言ったそうさんが素早く服を脱がす。



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