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ひまわりの花束
第20章 好き?
「もう我慢できない」そう言ったそうさんが再び、激しくキスをしてきた。
キスをしながら両手をギュッと握ってきた。
手を押さえられ、身体が動かせなくなる。

身体が動かせないもどかしさと、キスの気持ち良さで腰がくねるように動いてしまう。

思わず声が漏れてしまう私にお構いなしにキスが続く。

「ふう」っと大きく息をはいてそうさんが身体を起こし、手が離れた瞬間、いきなりそうさんのモノが一気に入ってくる。

「うっ」あまりにも急な動きに顔を歪める。

「痛かった?」慌ててそうさんが聞いて来る。

言葉にならず首を横に振る。

先程の余韻がまだ残り、激しい動きに身体がついていかれない。

「待って、まだ、そんなに無理」

「痛くないなら良いでしょ。ちーちゃんの逝く顔見ていたら、我慢できない」

そうさんの激しい動きに身体が大きく揺れる。

私の中が大きくかき回されているみたいで、シーツを握りしめる。

「あっ、あっ、 あっーん」

激しい動きに大きな声が再び出てしまう。

「ちーちゃん、気持ち良いの?」

こくりとうなずく。

「ねぇ、気持ち良いなら、良いっていってよ。ほら」
そう言いながらグッと奥を突いてくる。

「あっ、あっーん。気持ち、良いです」
やっと声を出す。

「俺も」
そう言って益々激しくそうさんのモノが私の中で動く。

「気持ち良い、良いの」
絞り出すように私が言った瞬間

「あっ!俺も気持ち良い」
そう言って大きく私の中で跳ねるような動きをすると吐き出した。

そうさんの跳ねるように吐き出す感覚に、私の中もギュッと感じて
「あん、逝っちゃう」
シーツを掴んで、腰が大きく跳ねてビクビクッと逝ってしまった。
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