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ひまわりの花束
第22章 好きってどういう事?
呼吸がなかなか収まらない。
そうさんに多分上から私の身体の全部を見られているよな気がして、恥ずかしい。でも身体が動かない。
ゴムをはずしたそうさんにそのまま抱きしめられる。
いつもと違う、明るい部屋で恥ずかしいけれど身体がだるくて、寝返りも打てない。
顔を見られないように、そうさんの胸に隠れるように顔を押し当てる。
「何?もっと逝きたかったの?」意地悪そうなそうさんの声が聞こえる。
「違います」
「そう?」私の顔を無理やり覗き込もうとする。さらにはずかしくなり、そうさんの胸にくっつこうと身体に力が入る。
そうさんが手を伸ばし、床に落ちたタオルケットを片手で拾い、優しく身体にかけてくれる。
お互いの身体が隠れた事で、ホッとし、タオル地の肌触りが心地良くてフッと私の身体から力が抜け、代わりにそうさんがタオルケットの上から私を抱きしめる。
いつの間にか私の呼吸がいつも通りに戻り、静かな時間が流れる。
「ねえちーちゃん」私を抱きしめていたそうさんが声に、抱きしめられたまま顔を上げるとそうさんと目が合う。
「ちーちゃんにとって、俺って何?」
そうさんの問いかけに驚き、息が止まる。
何て答えたら良いのか判らず、黙り込んでしまい、沈黙が流れる。
そうさんに聞こえてしまうのではと思うほど心臓がドキドキしている。
長くて重い沈黙が続く。その沈黙を破るように
「そう言う関係か」そうさんが呟いた。
そうさんに多分上から私の身体の全部を見られているよな気がして、恥ずかしい。でも身体が動かない。
ゴムをはずしたそうさんにそのまま抱きしめられる。
いつもと違う、明るい部屋で恥ずかしいけれど身体がだるくて、寝返りも打てない。
顔を見られないように、そうさんの胸に隠れるように顔を押し当てる。
「何?もっと逝きたかったの?」意地悪そうなそうさんの声が聞こえる。
「違います」
「そう?」私の顔を無理やり覗き込もうとする。さらにはずかしくなり、そうさんの胸にくっつこうと身体に力が入る。
そうさんが手を伸ばし、床に落ちたタオルケットを片手で拾い、優しく身体にかけてくれる。
お互いの身体が隠れた事で、ホッとし、タオル地の肌触りが心地良くてフッと私の身体から力が抜け、代わりにそうさんがタオルケットの上から私を抱きしめる。
いつの間にか私の呼吸がいつも通りに戻り、静かな時間が流れる。
「ねえちーちゃん」私を抱きしめていたそうさんが声に、抱きしめられたまま顔を上げるとそうさんと目が合う。
「ちーちゃんにとって、俺って何?」
そうさんの問いかけに驚き、息が止まる。
何て答えたら良いのか判らず、黙り込んでしまい、沈黙が流れる。
そうさんに聞こえてしまうのではと思うほど心臓がドキドキしている。
長くて重い沈黙が続く。その沈黙を破るように
「そう言う関係か」そうさんが呟いた。