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ひまわりの花束
第22章 好きってどういう事?
そう言う関係ってどういう関係なのだろう?

セフレ?

この前、みきちゃんに言われた言葉を思い出す。

「身体だけ」と言われているような気がする。

今までズルズル来て、はっきりしないでいた自分に突き付けられたように思う。

更に、はっきりしないでいた自分が嫌だと思っていた事を言葉にして表された気がして後ろめたい。

何を考えても自分がみじめに思えてしまう。

何も言えずに更に沈黙が流れていく。

どの位たっただろうか、その沈黙に耐え切れなくなって逃げだしたくなる。

「そうさんシャワー使っても良いですか?」

「うん、いいよ」どこか機械的な返事に聞こえてしまう。

抱きしめられていた力が抜け、ゆっくり起き上がるとそうさんがタオルケットで私を包むようにして、いっしょに起き上がり、ベットから降りる。

タオルケットで巻かれたまま、着て来た服を持ちバスルームへ行く私の後ろをそうさんがついて来る。

そうさんは無言のまま、棚からバスタオルを出して手渡し部屋に戻って行った。


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