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ひまわりの花束
第22章 好きってどういう事?
部屋に行くと服を着たそうさんがソファーから立ち上がった。
「髪の毛乾かさないとね」そう言ってドライヤーを渡してくれる。
「ありがとうございます」その次の言葉が出て来なくて固まっている私に
「髪を乾かしている間に、俺もシャワーしてくるよ、髪の毛ちゃんと乾かしてね」
何時もと変わらない口調でそう言ってそうさんはバスルームに行ってしまった。
ポロリ
そうさんの姿が見えなくなって、私の目から涙がこぼれ落ちていた。
慌てて涙を拭いて、髪の毛を乾かす。
泣いてはだめ。
泣くなんてずるいよ。
そう自分に言い聞かせる。
「髪の毛乾かさないとね」そう言ってドライヤーを渡してくれる。
「ありがとうございます」その次の言葉が出て来なくて固まっている私に
「髪を乾かしている間に、俺もシャワーしてくるよ、髪の毛ちゃんと乾かしてね」
何時もと変わらない口調でそう言ってそうさんはバスルームに行ってしまった。
ポロリ
そうさんの姿が見えなくなって、私の目から涙がこぼれ落ちていた。
慌てて涙を拭いて、髪の毛を乾かす。
泣いてはだめ。
泣くなんてずるいよ。
そう自分に言い聞かせる。