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ひまわりの花束
第23章 頑張ったごほうびなんて
約束の土曜日、どうしたら良いのか自分の中で答えが出せず掃除や洗濯をして時間をつぶしていると「早くおいでよ」と誘いのメッセージが届き、そうさんの部屋に行くことになる。
土曜日の午後の電車の中、カップルが楽しそうに会話している横で、一体私は何をしているのだろう?そう考えると自分が判らなくなる。
どんな顔をして会えば良いのか分からずいつもより緊張してそうさんの部屋へ行き、チャイムを鳴らす。
ドキドキしながら返事を待っていると、今までと同じようににこやかにそうさんが迎えてくれる。
「はい、着替え」いつものTシャツとハーフパンツを渡される。
「え、これに着替えるのですか?」いきなり渡されて、どうしようと戸惑ってしまう。
「うん、リラックスできるでしょ。でもそろそろ半袖だと寒いね」
戸惑う私を気にせず、いつもと変わらない言葉をかけられる。
「リラックスしなくて良いです」ようやく言葉が出て、立ち尽くしてしまう。
「ちーちゃん」そうさんのいつもの少し冷めた声で言われるとゾクッとして従ってしまう。
「わかりました」早く逃げ出したくてバスルームに行こうとすると
「ここで着替えて」と止められる。
俯く私に「ちーちゃんなら出来るでしょ」と更に追い打ちをかけるようにそうさんが言われてしまい、おへその下が、ギュッとなるのが分かる。
着ていたブラウスをゆっくりと脱ぎ、準備されたいつものTシャツを着る。
「待って、ブラも外して。それからジーンズも脱いで」そうさんが声のトーンを替えずに更に言う。
袖に通していた手が思わず手が止まる。
「初めてじゃないでしょ」
そう言われてゆっくりとブラジャーを外して、ジーンズを脱いでハーフパンツをはいた。
「ちーちゃんやっぱりやらしい」そう言って私をソファーに座らせる。
素肌の上に着たTシャツが恥ずかしい。
こんな事したくない。私はそう思うのにそうさんはどうしたいの?
そうさんの気持ちが判らず俯く事しか出来ない。
「今日のリクエスト、何を作りたいんですか?」恥ずかしい気持ちに負けそうになり、それをごまかすように、勇気を出して口早に話しかける。
「今日は仕事がんばったご褒美の日だよ。だから作らないで良いんじゃない?」
にこやかにそうさんが言う。
「え?」
「ピザでも頼んで、映画でも観てゆっくり過ごさない?コーヒーでも飲もう」
土曜日の午後の電車の中、カップルが楽しそうに会話している横で、一体私は何をしているのだろう?そう考えると自分が判らなくなる。
どんな顔をして会えば良いのか分からずいつもより緊張してそうさんの部屋へ行き、チャイムを鳴らす。
ドキドキしながら返事を待っていると、今までと同じようににこやかにそうさんが迎えてくれる。
「はい、着替え」いつものTシャツとハーフパンツを渡される。
「え、これに着替えるのですか?」いきなり渡されて、どうしようと戸惑ってしまう。
「うん、リラックスできるでしょ。でもそろそろ半袖だと寒いね」
戸惑う私を気にせず、いつもと変わらない言葉をかけられる。
「リラックスしなくて良いです」ようやく言葉が出て、立ち尽くしてしまう。
「ちーちゃん」そうさんのいつもの少し冷めた声で言われるとゾクッとして従ってしまう。
「わかりました」早く逃げ出したくてバスルームに行こうとすると
「ここで着替えて」と止められる。
俯く私に「ちーちゃんなら出来るでしょ」と更に追い打ちをかけるようにそうさんが言われてしまい、おへその下が、ギュッとなるのが分かる。
着ていたブラウスをゆっくりと脱ぎ、準備されたいつものTシャツを着る。
「待って、ブラも外して。それからジーンズも脱いで」そうさんが声のトーンを替えずに更に言う。
袖に通していた手が思わず手が止まる。
「初めてじゃないでしょ」
そう言われてゆっくりとブラジャーを外して、ジーンズを脱いでハーフパンツをはいた。
「ちーちゃんやっぱりやらしい」そう言って私をソファーに座らせる。
素肌の上に着たTシャツが恥ずかしい。
こんな事したくない。私はそう思うのにそうさんはどうしたいの?
そうさんの気持ちが判らず俯く事しか出来ない。
「今日のリクエスト、何を作りたいんですか?」恥ずかしい気持ちに負けそうになり、それをごまかすように、勇気を出して口早に話しかける。
「今日は仕事がんばったご褒美の日だよ。だから作らないで良いんじゃない?」
にこやかにそうさんが言う。
「え?」
「ピザでも頼んで、映画でも観てゆっくり過ごさない?コーヒーでも飲もう」