この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ひまわりの花束
第23章 頑張ったごほうびなんて
再びそうさんが起き上がり、バスルームからTシャツと下着、ハーフパンツを持ってベッドに戻ってきた。
「もう寝よう。これ着て、先に寝ていて」
そう言うとソファーの方へ行ってしまった。
明かりの落とされた部屋の中、そっとバスタオルに顔を埋めて涙を拭いて、服を着た。
そうさんの方を見ると、テーブルの上を片づけている。
「私も片づけます」
「良いよ、取り敢えずキッチンに置いて、明日の朝、洗うから」
そう言ってベッドに戻ってくる。
「もう寝よう」そう言ったそうさんの声はいつもの声に戻っていて、表情も穏やかに、いつものそうさんだった。
優しく私に毛布を掛け直して、その毛布に潜り込むようにベッドに入ってきた。
「もう寝よう。これ着て、先に寝ていて」
そう言うとソファーの方へ行ってしまった。
明かりの落とされた部屋の中、そっとバスタオルに顔を埋めて涙を拭いて、服を着た。
そうさんの方を見ると、テーブルの上を片づけている。
「私も片づけます」
「良いよ、取り敢えずキッチンに置いて、明日の朝、洗うから」
そう言ってベッドに戻ってくる。
「もう寝よう」そう言ったそうさんの声はいつもの声に戻っていて、表情も穏やかに、いつものそうさんだった。
優しく私に毛布を掛け直して、その毛布に潜り込むようにベッドに入ってきた。