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ひまわりの花束
第24章 秋
「うん、打ち合わせ延びた事と確認してから帰る話をしておいたから、それよりもだいぶ良くなったみたいだから安心したよ。風邪がうつるって言われそうだから我慢しておく」そう言ってハグをしてくる。
「だから風邪うつりますよ」そう言って身体に力を入れるけれど、そうさんの体温が伝わって来ると、何故かホッとして身体の力が抜ける。
そんな私の態度に気が付いたのか、いきなりキスをしてくる。
狭い玄関で壁に身体を押し付けられ、身動きが取れずされるがままだ。
そうさんの唇が離れる
「ごめん体調が良くないのに」
「キスなんてしたら風邪うつっちゃいますよ」
「ちーちゃんの風邪ならうつってもいいけど」
「良くないですよ」
「まあ、大丈夫でしょ。それよりも明日も来ても良いかな?」
「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。もう熱も下がったし、大人しくしてます」
「うーん、また明日連絡するよ」
そう笑ってそうさんは帰って行った。
紙袋を開けて、中の小さな箱を開けてみると、プリンが2つ入っていた。
会社の近くの駅前のケーキ屋さんの人気のプリンだった。
食後のデザートにしようかと思ったけれど、結局プリンを1つ食べて、そのまま眠ってしまった。
「だから風邪うつりますよ」そう言って身体に力を入れるけれど、そうさんの体温が伝わって来ると、何故かホッとして身体の力が抜ける。
そんな私の態度に気が付いたのか、いきなりキスをしてくる。
狭い玄関で壁に身体を押し付けられ、身動きが取れずされるがままだ。
そうさんの唇が離れる
「ごめん体調が良くないのに」
「キスなんてしたら風邪うつっちゃいますよ」
「ちーちゃんの風邪ならうつってもいいけど」
「良くないですよ」
「まあ、大丈夫でしょ。それよりも明日も来ても良いかな?」
「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。もう熱も下がったし、大人しくしてます」
「うーん、また明日連絡するよ」
そう笑ってそうさんは帰って行った。
紙袋を開けて、中の小さな箱を開けてみると、プリンが2つ入っていた。
会社の近くの駅前のケーキ屋さんの人気のプリンだった。
食後のデザートにしようかと思ったけれど、結局プリンを1つ食べて、そのまま眠ってしまった。