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ひまわりの花束
第28章 自分の気持ち
秋らしく銀杏やさつま芋、栗などが綺麗に盛り付けられて、菊やもみじがあしらわれている。

更に小さなお鍋も付いていて、温かくて美味しそうだ。

「きれいですね」

「うん、和食って季節感があって良いよな」

「いただきましょう」

「うん、いただきます」

見た目だけでなく、どのお料理も美味しく、お酒も進む。

初めは甘いお酒を飲んでいたけれど、そうさんにつられて日本酒を飲み始める。

「ちーちゃん日本酒飲むんだ」

「少しだけならですよ」

「なんだかいつもと違うね」

「そうですか?でもいいじゃないですか、美味しいご飯食べて、お酒飲んで」

今度は焼き物で魚が運ばれて来る。

思わず先日の煮魚を思い出して、笑ってしまう。

「ねえちーちゃん、今俺の魚思い出して笑ったでしょ」

「あ、バレました?」

「やっぱり」

「美味しかったなって思い出したんです」

「それだけ?」

「はい、美味しかったですよ。そうさんお料理上手ですもん」

「教える人が上手だからさ」

「煮魚は私じゃないですよ」

「あ、ネットで調べたんだ。」

「じゃあもう教えなくても大丈夫ですね」

「なんでそう言う事言うのかな」
不機嫌そうにそうさんが言い返してくるのを笑いながら

「これからは食べるの専門で行きますよ」



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