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ひまわりの花束
第7章 それって・・・・
デザートを食べ終えて、また沈黙が流れ始めたその時、明先輩がちらりと私を見てから話しはじめた。
「あのさ、話があるんだ」
ドキッとして顔を上げる。
「色々考えたんだ。最近何ていうのかな、うん。ちーちゃんと少し距離を置きたいなと。ちーちゃんが嫌いになった訳じゃないんだ。仕事が忙しいんだ。それに自分を見直したいんだ。勝手な言い分だけど、ちーっちゃんは悪くないんだ」
「何で? 私何かしたの?」
「怒ってる訳じゃないんだ、距離を置きたいんだ」
私先輩を困らせる事したの?何で?
頭の中で明先輩の言葉を繰り返してみる。
「夏の予定もね、1度決めてから取り消すと楽しみにしていた気持ちが傷つくでしょ。だから何も決めなかったんだ」
優しそうな事言っているけど、不安になる。
「誰か好きな人が出来たの?」
先週のみきちゃんの話が頭から離れない。
疑ってはいけないと思うのに、言ってしまった。
「そんな事言ってないでしょ」
明先輩の声がきつくなり、耐えきれなくてトイレに席を立つ。
「あのさ、話があるんだ」
ドキッとして顔を上げる。
「色々考えたんだ。最近何ていうのかな、うん。ちーちゃんと少し距離を置きたいなと。ちーちゃんが嫌いになった訳じゃないんだ。仕事が忙しいんだ。それに自分を見直したいんだ。勝手な言い分だけど、ちーっちゃんは悪くないんだ」
「何で? 私何かしたの?」
「怒ってる訳じゃないんだ、距離を置きたいんだ」
私先輩を困らせる事したの?何で?
頭の中で明先輩の言葉を繰り返してみる。
「夏の予定もね、1度決めてから取り消すと楽しみにしていた気持ちが傷つくでしょ。だから何も決めなかったんだ」
優しそうな事言っているけど、不安になる。
「誰か好きな人が出来たの?」
先週のみきちゃんの話が頭から離れない。
疑ってはいけないと思うのに、言ってしまった。
「そんな事言ってないでしょ」
明先輩の声がきつくなり、耐えきれなくてトイレに席を立つ。