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ひまわりの花束
第7章 それって・・・・
後から、後から涙が出てきてしまう。
誰か人が入って来たらどうしよう。必死で涙を止める。

大きく深呼吸して席に戻る事にした。

賑やかなお店の中を俯きながら通り抜け、席の近くまで来て顔を上げると明先輩が携帯で話をしている。
笑顔で何だか楽しそうに話している。

会話が終わり、ポケットに携帯をしまうのを見て、席に戻る。

コップのお水をゆっくり飲んで、気持ちを落ち着かせる。

「もう、帰るね」明先輩にそう告げるのが精一杯で涙が出てしまうのをこらえながら、一人お店を出て駅に向かった。


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