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第14章 夏季休暇何する？

そこは、ワインの種類の多い、洋風の居酒屋さんだった。

お薦めの甘口のワインをオーダーする。
良く冷えた白ワインが美味しい。

「ちーちゃんがアシスタントで助かるよ」

「わからない事だらけで、お役に立てているのかわかりませんが」

「確かに私情が入って無かったとは言い切れないけど、流石に鋭かったね」

ワインに酔って、少しずつ緊張が解けてくる。
そっけない返事しかしていなかったのに、相変わらず笑顔で話しかけてくれる。
そうさんの笑顔に、気持ちが落ち着く。何でだろう？