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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第2章 私の旦那さんは嫉妬魔
寝室までお姫様抱っこで運ばれた私は、丁寧に服を脱がされて両手首を頭の上で括られ、身動きが取れなくなってしまっている。


きっと吏生に何も言わずに旅行会社に行ってしまったから、これはお仕置きだとすぐに分かる。



心配させた私が悪い…


そう思いながら吏生を見ると怒っている様子はなく、いつもと同じように目が合うと口元を緩ませている。


「そんな顔しないでよ、気持ちいいことしかしないから」


なんだか嫌な予感がするけど…


吏生の手が私の頬を包み込んで、伝わってくる熱が心地よくて身を委ねてしまう。


耳、首、胸と順に愛撫され、吏生が触れていく部分が熱くなっていく。


普段は優しい吏生だけど、夜だけ獣になるのは結婚しても変わらない。


でも、そんな吏生も好き。


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