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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第2章 私の旦那さんは嫉妬魔
「吏生っ!だめっ……出ちゃう…」

「我慢して」

「無理……あっ!お腹押さないで…ッ!」

「百合が逃げるからでしょ」


だめ……っ、もう我慢できない…

押し寄せる尿意が……


「吏生っ!お願いっ……」

「後10秒我慢して」


10秒なら…



吏生がカウントダウンをし始めて、残り5秒。


これなら我慢できそう。


そう思ったのに……


「あぁああーッ!!イクッ!」


残り5秒から吏生の指が今までにないくらい激しく動いて、私の意志とは反対に勝手に愛液は飛び散った。


「あーあ。我慢できなかったね」


目尻から流れ落ちる涙を舌で掬われ、吏生は満足そうな顔をして私を見る。

我慢できなかったのにこの表情はなんなんだろう。


「頑張ったから許してあげる。でももう勝手に出掛けたらダメだよ。俺にちゃんと連絡して?」

「う、ん……」


手首を縛っていたネクタイを外され解放されたけど、もう身体に力が入らずぐったりしていた。


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