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第1章 嫁が可愛すぎる

気絶したように寝てしまった百合の身体を綺麗にしてバスローブを着させて一緒にベッドに入った。



今日はホテルに泊まることになっていたから、ベッドは2つある。



さすがに愛液まみれのベッドで寝るわけにもいかないから、ベッドが２つあってよかった。



このホテルは百合のお父さんが経営してるホテルの1つで、式場の隣に併設してある。



新しく建てた新築の家に帰るのもいいけど、やっぱり特別な日はいつもと違う空間で少しでも百合を休ませてあげたい。



とは言ってもこんな抱き方してたら休むどころか疲れるよな。



でも家に帰ると家事を優先されるから全然構ってくれないし…



百合に愛想つかれたらどうしよ……



少し不安になった俺は百合を抱き寄せた。

すると、無意識に百合が俺の胸に擦り寄ってくるから、さっきまでの不安は直ぐに無くなる。



単純だな、俺…。