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貴方を諦めます
第2章 彼はたまに甘えてくる
10分くらいで涼ちゃんがリビングに戻ってきて、私もシャワーを浴びた。
「香織、髪乾かしてあげる」
「いいの?」
「うん、こっち来て」
こんな事、初めてだ…
今日はどうしちゃったんだろう…
ドライヤーの暖かい風と、涼ちゃんの手で頭を撫でられてる様な感覚が気持ちよくてウトウトしてきてしまう。
「終わったよ」
「………」
「香織…?」
「………あ、ごめん…」
「眠い?」
「気持ちよくて眠くなっちゃった」
「ベッド行こ?」
「うん」