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貴方を諦めます
第16章 彼女は手強い
「もしかして例の女っすか?」
「さぁ?」
「俺も行きたいっす!!」
「ふざけんな」
折角の二人の時間を邪魔されちゃ堪んないでしょ。
「来週からまた営業で忙しくなるんだから、週末はゆっくり休めよ」
「はぁ~…、こんな優しい涼さんを振る女、見てみたかったっすわ…」
俺の事を優しいなんて言うけど、学生の頃の俺を知ればドン引きされるだろうな。
俺の人生、後悔ばっかりだった。
だからもう絶対に後悔することはしたくない。
「あっ!そう言えば月曜日に営業に行く△△コーポレーションの受付嬢、めっちゃ美人らしいっすよ!」
「ふぅん」
「ここら辺じゃ有名って…興味ないっすか?」
「ないね」
香織以外興味ないからね。
浮かれてる透を見てると、どうせナンパでもするんだと分かる。
どこからそんな情報を仕入れてくるのか謎だけど…
あー…、香織も絶対こうやってナンパされてるんだろうな…
心配過ぎる……
涼 side END
「さぁ?」
「俺も行きたいっす!!」
「ふざけんな」
折角の二人の時間を邪魔されちゃ堪んないでしょ。
「来週からまた営業で忙しくなるんだから、週末はゆっくり休めよ」
「はぁ~…、こんな優しい涼さんを振る女、見てみたかったっすわ…」
俺の事を優しいなんて言うけど、学生の頃の俺を知ればドン引きされるだろうな。
俺の人生、後悔ばっかりだった。
だからもう絶対に後悔することはしたくない。
「あっ!そう言えば月曜日に営業に行く△△コーポレーションの受付嬢、めっちゃ美人らしいっすよ!」
「ふぅん」
「ここら辺じゃ有名って…興味ないっすか?」
「ないね」
香織以外興味ないからね。
浮かれてる透を見てると、どうせナンパでもするんだと分かる。
どこからそんな情報を仕入れてくるのか謎だけど…
あー…、香織も絶対こうやってナンパされてるんだろうな…
心配過ぎる……
涼 side END