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貴方を諦めます
第17章 彼との時間
お店を出て電車を待っていると、涼ちゃんは「送る」と言い出した。
涼ちゃんのマンションは私が降りる駅より2駅過ぎたところ。
電車は同じだけど、一旦降りるなんてそんなめんどくさい事してもらうのは気が引ける。
だから断ると、今度は「泊まりたい」と言い出す。
流石にそれは……
この前はホテル代わりになればと思って泊まらせてあげたけど…
「駄目だよ。着替えだってないし、それに付き合ってるわけじゃないんだから」
「……、分かった」
結構間があったけど、それは気にしないことにしよう。
正直、涼ちゃんが付き合いたいと言い出してから変に意識してしまっているから友達のように振舞ってるはずなのに、どうしていいか分からなくなってる。
でも、ひとつ確かなことは
涼ちゃんの隣はやっぱり居心地が良い──…
涼ちゃんのマンションは私が降りる駅より2駅過ぎたところ。
電車は同じだけど、一旦降りるなんてそんなめんどくさい事してもらうのは気が引ける。
だから断ると、今度は「泊まりたい」と言い出す。
流石にそれは……
この前はホテル代わりになればと思って泊まらせてあげたけど…
「駄目だよ。着替えだってないし、それに付き合ってるわけじゃないんだから」
「……、分かった」
結構間があったけど、それは気にしないことにしよう。
正直、涼ちゃんが付き合いたいと言い出してから変に意識してしまっているから友達のように振舞ってるはずなのに、どうしていいか分からなくなってる。
でも、ひとつ確かなことは
涼ちゃんの隣はやっぱり居心地が良い──…