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貴方を諦めます
第17章 彼との時間
週末は1ヶ月ぶりの美容デーだった。
美容院にネイル、マツエクをして気分は最高潮。
来週は服を買いに行こうかなと思いながら仕事に向かっている。
改札口を出ると、朱里さんを見かけて駆け寄った。
「朱里さん、おはようございます」
「おはよ。あら、随分可愛くなっちゃって」
「美容デーだったんです」
「香織はいっつも綺麗にしてるもんね、そりゃ男が寄ってくるわけだ」
それは朱里さんの方では…?と思うのは私だけだろうか…
歳も変わらないのに私なんかより大人びているし、何より元が綺麗過ぎるからマツエクはしてないし、ネイルもしてないのに爪はいつも手入れされてる。
そんな朱里さんに彼氏がいないのが不思議でしょうがない。
少し歩けば直ぐに会社に着く。
いつも通り仕事を始めて数時間経つと聞き慣れた声が私の名を呼んだ。
美容院にネイル、マツエクをして気分は最高潮。
来週は服を買いに行こうかなと思いながら仕事に向かっている。
改札口を出ると、朱里さんを見かけて駆け寄った。
「朱里さん、おはようございます」
「おはよ。あら、随分可愛くなっちゃって」
「美容デーだったんです」
「香織はいっつも綺麗にしてるもんね、そりゃ男が寄ってくるわけだ」
それは朱里さんの方では…?と思うのは私だけだろうか…
歳も変わらないのに私なんかより大人びているし、何より元が綺麗過ぎるからマツエクはしてないし、ネイルもしてないのに爪はいつも手入れされてる。
そんな朱里さんに彼氏がいないのが不思議でしょうがない。
少し歩けば直ぐに会社に着く。
いつも通り仕事を始めて数時間経つと聞き慣れた声が私の名を呼んだ。