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貴方を諦めます
第17章 彼との時間
「待たせてごめんね、今営業部忙しいみたいだから会議室まで案内するね」
受付から出て、エレベーターを待つ私の横には涼ちゃん。
涼ちゃんの隣には一緒に来た男性。
「香織、髪染めたの?」
「うん、変?」
「ううん、似合ってる」
他愛もない会話をしながらエレベーターに乗り込むと、一緒に来ていた男性が涼ちゃんの横から顔を出して「あの、2人はどういう…」と聞いてきた。
涼ちゃんは「透、黙って」と冷たく言うからシュンとしてしまった。
「ご挨拶遅れてすみません。日比谷香織です。涼ちゃんは同級生なんですよ」
シュンとした透という男性は私が挨拶すると、今度はパァと笑顔になった。
なんだか子犬みたいに人懐っこい感じで可愛い。
「俺は相模 透って言います。涼さんの補佐してます。2人は同級生だったんすね!あ、俺は一個下なんで敬語とか要らないですよ」
涼ちゃんの補佐だったんだ。
なんだか仲も良さそう。
受付から出て、エレベーターを待つ私の横には涼ちゃん。
涼ちゃんの隣には一緒に来た男性。
「香織、髪染めたの?」
「うん、変?」
「ううん、似合ってる」
他愛もない会話をしながらエレベーターに乗り込むと、一緒に来ていた男性が涼ちゃんの横から顔を出して「あの、2人はどういう…」と聞いてきた。
涼ちゃんは「透、黙って」と冷たく言うからシュンとしてしまった。
「ご挨拶遅れてすみません。日比谷香織です。涼ちゃんは同級生なんですよ」
シュンとした透という男性は私が挨拶すると、今度はパァと笑顔になった。
なんだか子犬みたいに人懐っこい感じで可愛い。
「俺は相模 透って言います。涼さんの補佐してます。2人は同級生だったんすね!あ、俺は一個下なんで敬語とか要らないですよ」
涼ちゃんの補佐だったんだ。
なんだか仲も良さそう。