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貴方を諦めます
第18章 彼女に漬け込みたい
弱ってるところに漬け込みたい。
卑怯かもしれないけど、少しでも可能性があるなら何でもする。
朝方、香織より早く起きた俺は、先ず香織の体温を測った。
37.6℃…。
昨日より大分下がっていて少し安心した…。
昨日の夕方から寝てるから、香織は何も口にしてない。
音を立てないようにベッドから抜け出して、キッチンを借りることにした。
料理なんてできないけど、この時の為に料理好きの兄貴からお粥の作り方だけ教えてもらった。
綺麗に片付けられたキッチンには、調味料が分かりやすく並べられてある。
冷蔵庫を開けて見ると、必要な物は何とか揃ってる。
冷凍庫にはご飯もある。炊かなくて済みそう。
香織は料理が上手だから、俺の作ったものなんて口に合わないかもしれないけど…
慣れない手つきで鍋にご飯とお水、出汁を入れて煮込んでいくとリビングのドアが開いた。
卑怯かもしれないけど、少しでも可能性があるなら何でもする。
朝方、香織より早く起きた俺は、先ず香織の体温を測った。
37.6℃…。
昨日より大分下がっていて少し安心した…。
昨日の夕方から寝てるから、香織は何も口にしてない。
音を立てないようにベッドから抜け出して、キッチンを借りることにした。
料理なんてできないけど、この時の為に料理好きの兄貴からお粥の作り方だけ教えてもらった。
綺麗に片付けられたキッチンには、調味料が分かりやすく並べられてある。
冷蔵庫を開けて見ると、必要な物は何とか揃ってる。
冷凍庫にはご飯もある。炊かなくて済みそう。
香織は料理が上手だから、俺の作ったものなんて口に合わないかもしれないけど…
慣れない手つきで鍋にご飯とお水、出汁を入れて煮込んでいくとリビングのドアが開いた。