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貴方を諦めます
第5章 彼を遠ざけたい
───────…
風邪を引いてから2ヶ月後、、
「えーー!!嘘でしょ!?」
「ちょ、美紅…っ、声大きいってば…」
「いやー、マジか。羨ましい…」
そう、私は狙っていた東京の会社に内定を貰えたのだ。
「美紅は?最終面接まで行ったんでしょ?」
「そうなの、結果待ち。これが受かったら私も東京」
受かっててほしいなぁ。
近くに親友がいるとやっぱり心強いし、なにより美紅と離ればなれになるのは寂しいものがある。
「涼くんは?」
「どうだろう、最近話してないし…」
「そうなの?涼くんも東京だといいね」
「うーん……」
「気にならないの?」
「大学を卒業したらもう涼ちゃんを追いかけるのもやめようと思って」
美紅は凄くびっくりした顔をして私を見た。
それもそう。
5年間も片思いした人を諦めようとしてるんだから。
風邪を引いてから2ヶ月後、、
「えーー!!嘘でしょ!?」
「ちょ、美紅…っ、声大きいってば…」
「いやー、マジか。羨ましい…」
そう、私は狙っていた東京の会社に内定を貰えたのだ。
「美紅は?最終面接まで行ったんでしょ?」
「そうなの、結果待ち。これが受かったら私も東京」
受かっててほしいなぁ。
近くに親友がいるとやっぱり心強いし、なにより美紅と離ればなれになるのは寂しいものがある。
「涼くんは?」
「どうだろう、最近話してないし…」
「そうなの?涼くんも東京だといいね」
「うーん……」
「気にならないの?」
「大学を卒業したらもう涼ちゃんを追いかけるのもやめようと思って」
美紅は凄くびっくりした顔をして私を見た。
それもそう。
5年間も片思いした人を諦めようとしてるんだから。