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貴方を諦めます
第5章 彼を遠ざけたい

それから1ヶ月が過ぎて、
季節は冬になろうとしていた。
「香織〜〜〜!!」
「わっ、どうしたの?」
美紅に呼ばれて大学に来たら、勢いよく飛びつかれた。
「受かったの!就活終了~~~!!」
「本当!?やったぁ!これで残りの大学生活いっぱい遊べるね!」
自分の事のように嬉しくて美紅を抱き返した。
そして大学の近くにあるカフェで少し話をする事にした。
「で、最近どーなの?」
「ん?」
なにが?と言う感じで首を傾げると「涼くんのことよ」と言ってくる。
「何もないけど…」
「ほんとに?たまにLINEしちゃったりとかもしてない?」
「してないよ。大学もあんまり行ってないから会う機会もないし」
「寂しい?」
「たまに声聞きたいなぁとかはあるけど…」
でも会いたいって気持ちは不思議とあんまりない。
それはきっと傷つくことが分かってるから自分なりに防御してるのかもしれないけど。
季節は冬になろうとしていた。
「香織〜〜〜!!」
「わっ、どうしたの?」
美紅に呼ばれて大学に来たら、勢いよく飛びつかれた。
「受かったの!就活終了~~~!!」
「本当!?やったぁ!これで残りの大学生活いっぱい遊べるね!」
自分の事のように嬉しくて美紅を抱き返した。
そして大学の近くにあるカフェで少し話をする事にした。
「で、最近どーなの?」
「ん?」
なにが?と言う感じで首を傾げると「涼くんのことよ」と言ってくる。
「何もないけど…」
「ほんとに?たまにLINEしちゃったりとかもしてない?」
「してないよ。大学もあんまり行ってないから会う機会もないし」
「寂しい?」
「たまに声聞きたいなぁとかはあるけど…」
でも会いたいって気持ちは不思議とあんまりない。
それはきっと傷つくことが分かってるから自分なりに防御してるのかもしれないけど。

